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外野自由席の美学

今季のプロ野球は
もしシーズン最終戦で負けたら4位だったロッテが
西武・ソフトバンクとのプレーオフを勝ち抜いたうえ
日本シリーズでは事前予想で優勢といわれていた中日を
撃破して日本一になってしまうというまさかのオチがついた。

しかし、今回はもしかしたらプレーオフに出ていたかもしれない日本ハムの話。

私が通っていた高校は、教室から後楽園ゆうえんちの
リニアゲイル(先日営業終了したU字型のジェットコースター)が見える場所にあった。
そのためか、東京ドームから札幌に本拠地移転する前は激レアといえた
日本ハムのファンがクラスに2人もいた。

当時のロッテは日本ハム・近鉄と熾烈な最下位争いに明け暮れていたので
彼らと顔を合わせると
「うーん弓長か…小笠原相手に藤田だけじゃ厳しいからな」
(※99年頃、ロッテ平井と阪神の左腕弓長が交換トレードされるという噂があった)
「先発は黒木だから、今日の試合は貰ったぜ」
「でも明日の予想は関根(ロッテを得意にしていた)だぜ、ゴチになります」
などと不毛な会話を繰り広げるのが常だった。

なぜかロッテ戦でだけ好投する岩本や関根と並ぶ彼らの自慢のひとつは
「日本ハムのファンクラブは入会すると招待券を10枚くれる」だった。
当時ロッテのファンクラブは同じ年会費3000円だったが、
貰えるのはユニフォームシャツ付きとはいえ招待券は内野自由席2枚だけ。
少ない小遣いをやりくりして、外野入り口である25番ゲート前にたむろしていた
「チケット余りあったら買うよ~」と千円札を指の間でピラピラさせる
ダフ屋のおっさんからセコく値切ってチケットを購入していた私には、
正直なところかなり羨ましかった。

高校を卒業した後も、秋葉原から歩いていけるのでよく東京ドームへ通った。
この頃になると、日本ハムファンクラブの入会特典はタダ券5枚に減っていたが
普通に買うよりかなり安いのは相変わらずなうえ、ピンズだかポスターだかの
オマケも付いてきたのでもちろん入会。

贔屓球団でなくともとりあえず特典目当てでファンクラブに入っておくのは
当時のパ・リーグファンなら当たり前のことだったようだ。

ヒマなときはライトスタンドで贔屓のロッテ戦以外も観たので
選手別応援歌はもちろん、5回終了時に場内で流れるYMCAの振り付けもマスターしてしまった。
(北海道移転後の現在使われているのは『Go!Fighters!』と合いの手が入るが
 このときはヴィレッジ・ピープルが歌った原曲が使われており、
 一時期千葉マリンスタジアムでもこの企画をパクっていた)

日本ハム03

その頃買ったのがこのユニフォーム(シャープ産業製)。
そして外野席で配っていた応援歌歌詞カードに、くじ引きで当たったクッション。
考えたら、東京ドーム以外で日ハムを応援することなどまずないのに
どうしてビジター用を選んだのだろう。

日本ハムが札幌へ移転してからは着る事もなく部屋に吊るしたまま。
数年前に実家を建て直すとき、査定に来た引越し屋の人が
このユニフォームを見て、いたく感激していたと家族から聞いた。

引越し屋「いや~珍しいなあ、息子さんもファンなんですか?
 ぼく森本選手の実家の焼肉屋に行った事がありまして(以下延々続く)」

母「……え、ええ(本当はロッテのファンですと言える空気じゃない)」
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