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プラモデルの明日を考えてみる。その2

おはようございます。小竹です。

早速ですが、先週の続きです。

先日と話は少し変わりますが、というか、今回は予告通りに寄り道しまくります。

さて、そもそも何で、こんなことをシリーズもので、論じようと思ったのも、面白い本をバーゲンブックのコーナーで購入したからなわけで。

SANY3702.jpg
2008年出版のムック本。たぶんガンダム30周年との兼ね合いで、ガンプラのほかに、ガンダムの基本とか、Zガンダムの基本とか、そういうムックも同時発売してたみたいです。

180円で酷く安いので衝動買い。こういうオマケつきのは絶版にしたくても、本部分は裁断すればいいだけだけど、オマケの処分がそうはいかないのか投げ売りされていました。

ちなみにおまけのガンプラ↓
SANY3707.jpg
1/144サイズの1/2という結構訳解らないサイズですが・・・

その辺の事情はさておいて、タイトルは「ガンプラの基本」と書いてありますが、内容は基本的に嘗てガンプラが好きで好きでたまらなかった子供達……今では大人達が読んでニヤニヤする為という感じのマニアックかつノスタルジックな内容で、これからガンプラやりたいんだけど、どう作ればいいのか解らないから参考にしようと思った人が読んでもチンプンカンプンな内容です。むしろタイトルは「ガンプラの応用と傾向と対策」とかにしておいた方が売れたような気がします。

さて、その前半は、初代ガンプラのキット紹介と、当時子供だった編集者が一体一体に対して思い出を語ると言う、どう考えても若い子が読んでも何も面白くない内容で、所謂ガンプラ発売日を予測して学校をさぼるような子供だった、今ではおじさん向けの内容。しかも、後半はコアなガンプラよもやま話のコラムが延々と続くマニアじゃないと何にも面白くない内容です。

前置きはこの辺で、面白かった思い出話の抜粋でも、

・1/144シャア専用ザク「(足首が脚と一体形成だったり、各関節の可動範囲が非常に狭かったので)足首改造が出来ればクラスのヒーローに成れたのは間違いない。のちに発売される(各関節が可動する仕様の)旧ザクの登場で、股関節や脚を移植したパーフェクトザクへの改造が大流行した」

・1/144Gアーマー「(当時1000円と高額だったため)少年達には高嶺の花、それゆえ(コアブロックが)分離する同枢のガンダムは憧れの存在だった。ただのガンダムと見せかけてさりげなく分離させ妬まれた子供達も多かったはず。」

・1/100ドム「余計なギミックを一切排除し、アニメのイメージのみを徹底追及した曲線的なラインに「バンダイの本気」を感じた」

・1/100ゲルググ「金型の事情で、特徴である鼻の穴が無く、説明書に「ここに穴をあけると、よりリアルに成るでしょう」と書かれていた。そんな技術の無い人は、極細マジックで黒く塗装するしかなかった。」

・1/60ザク「初めて体験するポリパーツやムギ球用の配線は小学生低学年には何に度も高くハード、それだけに完成した時は嬉しかった」

・1/60ゲルググ「高額商品(2000円)なだけに誰もが入手できたわけではなく、所持していれば「見せて、見せて」とせがまれるステータスアイテム。プラモデルでヒーローになれた時代であった。」

・1/550グアブロ「ビームで溶けたクローを火であぶって再現しようとして、本体までどろどろにしてしまう友人が一人はいたはずだ」

・1/550エルメス「第四十話「エルメスのララァ」を再現できるのが人気のポイント。だが再現するにはゲルググの腕を切らねばならず、実はその決断を下せないケースが多かった。」

などなど、ガンプラマニアならニヤニヤしてしまう内容。

特に感じる事は、昔の子供達はとにかく貧乏。金でカバーできない事は技術でカバー、技術を会得する中で犠牲や決断に迫られているのが印象的です。

他にもマゼラアタックのパーツ数の多さやザク用のマゼラトップ砲が付いてきた事に対して「400円分の作りごたえが有った」という表記には、高額化し続けるガンプラに対して、嘗ての時代の価値観を感じさせるますし、1/100シリーズも700円台だったという事も良く考えると衝撃です。

今では700円では144/1さえ買えない場合が多いわけで。このキットの高額化も子供達がガンプラ、ひいてはプラモデルから離れている理由かもしれません(リアル系では主力のHGUC(ハイグレードユニバーサルセンチュリー)はだいたいが今では千円から2千円(最初の頃は700円とか800円だった)。MG(マスターグレード)に至っては、安くても3000円はする。しかも、塗料とかニッパーとか色々な工具や資産が必要なので、普通にプラモデルを始めるとしても数千円くらいは簡単に飛んでしまう。こうなると大人しか買えない感じが。)

こうなると中国で安価に玩具や模型を組み立てられるご時世では普通に完成品モデルの方がめんどくさくないし、自分で手を加えなくても完成度も元々高いし、下手をすると安かったりもするし……

昔はプラモが安すかったから玩具の中心だったのに、今ではどっちかと言うと高級な玩具に成ってしまったわけです。むしろ発売されるプラモはみんな大人向けで子供が作って楽しめる物じゃ無くなってるんじゃないかと……それと同時に子供が矛盾を見つけたり、工夫したり、学んだりできるキットには成って無いんじゃないかと?

そんな事を思うので、次回はそんな話でも。


ああ、あと余談ですが面白写真。
SNC00036.jpg
地元のヤオコーの玩具菓子コーナーで売られていたHGUCシャアザク。良く見ると上にお菓子がチョッとだけ付いてます。一応ガンプラカタログとのセット販売。

置いてある場所も棚の一番上で子供の手の届かない段なので、どう考えても大きなオトモダチ向けの企画ですね。まあ、いろんな所でガンプラに出会えるのは嬉しいですが・・・
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テーマ : プラモ・模型
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