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プラモデルの明日を考えてみる。その3

さて、前回の続きです。
この辺りから本題に入ろうと思います。

前回はプラモデルの発展途中の思い出話に浸りましたが、最近のプラモデルを手に取ると気付くのがプラモデルの歴史は進化の歴史だなと思います。

ちょっとマニアックな話に成りますが、最初の頃のプラモデルと言えば情景モデルや飛行機、戦艦などが主役で、プロポーションさえ整えば、他の部分に気を使う事は必要ありませんでした。

しかし、宇宙戦艦ヤマトの大ヒットの頃、宇宙戦艦の模型ブームが有り、キャラクターとのタイアップによってプラモがバカ売れする事が判明し、その後のロボットブーム、ガンダムブームの波に乗って、プラモデルの方向性は少しづつ変化していったように感じます。

まず、プラモデルは、元々はスケールキットという実際の乗り物や建造物、時には生物を小型化(虫とかの場合は大きくする場合も有りますが・・・特に最近は昆虫ブームで虫のキットとかもたくさん出てますね。)し、製作者側はある一定のスケールを指定し作り上げると言うものでした。そして作り手は組み立てて、他の同じスケールの物と比べて楽しんだり展示したり、中にはジオラマを作ったりなど、何となく今の鉄道模型的な楽しみ方だったのかなと。

その頃、プラモデルとは別に、子供用のロボットものの玩具などは、塩ビやブリキで作られて、手足が若干動くといった物も出ていました。これは市販品なので別に改造とかする人は殆ど居無かったと思います。というより塩ビやブリキは素人では加工が難しいし、加工する玩具としては、ゴム動力の飛行機などが一般的だったのでしょう。

そして、この時代の後に、キャラクター物プラモデルの時代が来ました。今までは、実際に有るものがキット化されていましたが、今度は架空のロボやマシンがプラモデル化されるのです。ガンダムでは、たまたまサイズが近かったという事で、スケールキットで一部採用されている1/72サイズの2分の一のサイズ1/144が採用され、キャラクターキットの中にもスケールキットと言うのは一般的に成ってゆきます。

さて、キャラクターキットがスケールキット化されると言うのには実は凄く意味があって、特に今までプラモデルはやるけれど、子供の玩具に興味の無かった人々が、スケールキットというリアルさに惹かれて、中高生や大人達もキャラクターに関心を持つように成ります。

それと同時に子供は、高い完成品のロボットはお小遣い的に買えないので、安価なプラモデルを買う事が多くなります。これによって大人からも子供からも支持される事によってキャラクタープラモがプラモデル界の主流に成り始めます。

小竹もガンプラをはじめとするキャラクターモデルの大好きな子供でしたが、キャラクターモデルがプラモデルの世界に様々な影響を与えていきます。

まず一つ目は先ほどから語っているように、新しい支持者を増やした事。

そして2つ目は技術的な部分。つまりプラモデルのギミックの進化です。戦艦や建物は基本的に可動部分は有りません(飛行機とか車は車輪が動いたりします)が、ロボットをはじめとするキャラクターキットはやたら可動させるべき部分が多いのです。

そういった課題を解決していくためにプラモデルは関節の保持力をUPさせる為にポリパーツや、関節の可動範囲を増やす為に二重関節の採用、金型の技術の向上によるプロポーションの良好化など様々な技術革新が行われ、今まで玩具の主流だった、ブリキや塩ビの玩具よりも、カッコいいし可動の面でも優れた玩具としての地位も確立していきます。

三つ目の進化は、玩具としての地位を確立する事により、作る側の年齢層も低くなるということが起こり、子供でも作りやすいギミックを開発していきます。割と大人用のプラモは、自分で穴をあけたり削らないとキットが完成しない物も多いのですが、そういった部分を廃止して、説明書も絵を多くしたり、ランナーに番号を付けて解りやすくし、他にも接着剤を使わなくても作れる技術、元々プラスチック自体に色を付け、色が変わる部分でパーツを別けるなどして、塗装無しで箱の絵に有るような色が再現出来る技術、シールやメッキの技術なども進化し、簡単に組み立てられるし、組み立てるだけで見栄えのいい作品が増えて行きました。

上記のように、ガンプラなどのヒットによって、プラモデルは愛好者が様々な層に広がり、それにより主に子供達のために進化が進んで行きました。

纏めるとこんな感じでしょうか?
1:プラモを作る人の層が広がった。
2:プラモデルのギミックや出来が進化した
3:プラモデルが作りやすくなった。

さて、こんな具合で子供達の為に進化してきたプラモデル。でも今の子供たちはプラモデルやらないという状態。何でこうなって行ったのか?それについて次回は考えていきたいと思います。
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