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地デジ化を考える。その2

先週に引き続きテレビについて考えます。

世界に負けないテレビを作るにはどうするか?という事ですが、考え方をまとめます。

先週も書きましたが私は日本と海外の企業戦略や機種同士の性能の内容について語りたいのでは無くて、もうちょっと引いた視点から見たい訳です。

で、ここで大切しにたいのは情報の有無と質の関係です。サルトル的に言う所の「食べられるか食べられないか」というのと「食べる食べ物の高級さ」というのを別けて考えようと言う事です。

情報の有無の例としては、例えば「ラジオは映像が無くて音声だけです。テレビはどちらも備わってます。」という感じですね。

逆に情報の質の例としては「ハイビジョンの方が、ブラウン管の画像よりも綺麗(画質がいい)。良いスピーカーやアンプを内蔵した方が音が綺麗に成る」といった具合だと思います。


それを考えると凄く昔の話になりますが、最初家にあったのはだいだいラジオだけです。その後、白黒テレビが出ます。いくら白黒といってもラジオは音だけですが、テレビは絵が有ります。画像情報という情報が加わったのです。その後テレビはカラーになったり、ステレオ音声に成ったり、ハイビジョンに成ったり、3Dになったり情報の質はどんどん向上しましたが、情報の種類は増えてません。録画機能やインターネットが付いてもテレビからは画像(視覚)と音(聴覚)しか出てこないのです。

しかも、機能の質の向上は白黒からカラーに成った時は、みんな劇的に凄いなと思いましたが、ハイビジョンに成った時の感動はそれ以下でしたし、3Dに至っては「いらねーよ!」という人までいる状態です。技術は発展すれば発展するほど人に与える感動には歩止まり感が出てきます。というかどんなに努力して凄いものを開発しても、ユーザーにその感動が伝わりづらくなってしまうのです。

これは学問の世界も同じで、専門的に特化していくと、その研究については世界で3人くらいしか研究していないニッチな研究に成って、多くの人の関心を得られなくなると言うのと似ていると思います。

技術は特化しすぎると、多くの人に感動を与えづらく成ってしまうのです。そしてこの感動というのが曲者なのです。人がテレビを買いに行く時に電気屋でテレビを眺めて「わあ、凄い!」と感動しないとなかなか手を出さないのです。別にどれもそう変わらないわぁ。と思ってしまったら、海外製の安いテレビの方が売れるのは当たり前です。

なので、もう日本は戦場を変えた方がいいのかなと少し思います。視覚や聴覚で勝負するのはもう研究費をどんなにかけても、消費者にそんなに大きな感動を与えられないのです。

じゃあ、どうするか、他の感覚に訴えればいいのです!残るは臭覚、聴覚、感覚です。ではどうするか?

臭覚については、実は結構昔から実験的に有るみたいですし、形にも成っていて、私が小学生の時なので15年以上前の事ですが、大阪の万博公園の科学館に行った時に、香りの出るテレビというアトラクションがありました。そこでは大きな画面のに料理の画像が流れて、その料理や食べ物の香りがしてくるのです。カレーの画像が映ったらカレーの香りが出るという感じです。

あの頃は子供だったので、あと十年くらいしたらこういうテレビも出るかもなぁと思いましたが、今でもそんな新製品が出たという話は聞きません。残念です。まあ、食卓に置かれているテレビからカレーの臭いが出たら、和食を喰えない、というのも有るのかもしれませんが、その辺の機能はON,OFF出来るようにすれば良いだけだと思いますし、嗅覚障害の人が、手術などで臭覚が戻った時の感動は、世界が白黒からカラーに変ったくらいの感動という話を聞いたこと有るのでやる価値は有る気がします。

最近ではアロマテラピーのブームで香りに関しての技術も発展してますので、ある程度体裁の整うくらいの香りは出せる技術はあるんじゃないでしょうか?これならあんまり頑張んないでも多くのユーザーに感動や驚きを届けられると思います。でも、私はいらないなぁ。でも一番現実的でもありますね。

次は味覚ですね。味覚は難しそうです。でも最近は名物食品のお取り寄せ番組や、食べ物屋さんの番組も多いので良い宣伝に成って、農業、食品加工業、飲食業との相乗効果が狙えますが、技術的に・・・やっぱり無理か。

最後に触覚です。テレビでさわり心地とかを伝える。高級タオルのさわり心地を伝えるとか、新製品のボールペンの握り心地を伝える。味覚や臭覚に比べると地味ですね。と思いきや、もしかしたら化けるかも知れませんよ。主にエロい意味で。そうなれば日本にもMicrosoft以上の大企業が出来るかもしれませんね。ただこれの実現は本当に脳みそに電極でもつながないと駄目そうなので、たぶん今の所は無理でしょう。

まあ、こんな具合に、テレビの明日を考えてみましたが、こういう素っ頓狂な新商品が最近少ないです。訳わかんない商品の中から時々ウォークマンとか凄く流行る商品が出るのです。最近の新製品は小さく纏まっちゃってんじゃないかなと思う今日この頃です。もっと変な商品に変な情熱を掛けるのが、日本の家電の進化の歴史だと思ってますので、これからも付かず離れず見守りましょう。

さて、来週はやっと地デジについて考え始めましょう。
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テーマ : 地デジ化
ジャンル : テレビ・ラジオ

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