スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

地デジ化を考える。その3 WINWINの関係の裏側

まえから始まった地デジ化を今更考えるですが、今期からは本題と行きたいところですね。今回は実は意味不明なくらいラッキーすぎるテレビ局の問題から、地デジ化の不平等さを考えていきたいです。

じゃあ、そもそもテレビ局ってどんな仕事か?とか考えると、公共の電波を使って、自分で作成したり、番組の制作会社や海外から持ちこまれた映像をテレビに流すのが仕事です。そしてその番組の中にCMを織り交ぜて収益をあげる仕組みです。要は、電波という資産を使って、スポンサーから広告費を得るのです。これはマンションやアパートや借家を持っている大家が、店子さんから家賃を貰うのと同じ構造です。

でも、実はこの部分が凄くおかしいのです。おかしすぎて多くの人は気付かないで損(税金的な意味で)をしているのです。

じゃあ、具体的に何が損か?まず、家賃を貰える人は元々金持ちでラッキーだなぁと思われますが(私も経験してますが、割と借家経営は儲かりません、むしろ長い目で見るとデフレな現在では赤字だし・・・)、ただ、彼等は元々土地を持っていたり、頑張って買ったりしてそれを経営していたり、法人がマンションを経営する場合も、自分の資金で土地を買ったり借りたりしてマンションなどを経営してるわけですよ。相続する場合も有る程度の規模なら結構な金額の相続税がかかります。だから何かしら自分もお金を出して、その建物や土地を所有して、借家を経営してるわけです。

これは工場とかお店も一緒で、自分が工場や店という資産を買ったり借りて、それだけで大変なのに、その上頑張って働いてお金を稼いでいる訳です。誰もその辺の国民全体の資産であって、特定の誰かの所有物で無いはずの国有地などの空き地を、土地代を払わないで開拓して商売を始める人は居ませんが実は居るんですよ。ホントに・・・

それが実はテレビ局なんですよ。電波と言うのは無限に飛び交ってそうですが、実は有限で、様々な用途(公共無線とかテレビとか携帯電話とか、その他色々・・・)で使うために各機関に割り振られているのです。

国内の電波は有限で国民全員の財産で国有地みたいなものです。で、携帯電話の会社とかは国に周波数帯の使用料を払ってるんですが、テレビ局はそれが免除されています。要はテレビ局は無料で貸してもらってる国民の資産で好き商売している訳です。羨ましいですね。土地を無料で貸してもらって、家賃収入を得るだなんて最高にラッキーな人達です。

民放テレビがある先進国では、テレビ局はちゃんと国に電波使用料を払わされているので、その分国の財産に成って国民の税負担の軽減につながっていますが、日本はそうなってません。

で、何で、そうなのかと言えば、本当は好きに商売しちゃいけないという制約が有るから日本はテレビ局に無料で電波を貸している訳です。具体的に言うと、戦後荒廃した世の中を少しでも国民の文化的活動を豊かにするため、国民の教育の為にタダで電波を貸す代わりに強力してよ!というのが日本のテレビ行政の根幹にあって、その取り決めの中で教育番組や文化番組、報道番組の比率が決まっていて、それに違反すると電波の使用権が失効する事に成っているので、本当はバラエティー番組ばかりやってはいけないのですが、クイズ番組は教育の一環でやってます!とかバキ並みに頓知を利かせて国に申告すれば良いそうなので色々その辺は抜け穴があるそうです。

ただ、戦後テレビが国民の娯楽をになってきたのも事実なので別に今までタダで貸していた事はいいとして、地デジ化する時にそれはやめるべきだったと言うのが事実だと思います。国は慢性的に赤字なので、本当は地デジ化の際に周波数帯の使用権料を入札方式で高く払う所に譲渡するなど、放送業界の自由化と国の収益の増加を狙えたのに、今までのテレビ局にみすみすタダで渡して、新規参入を暗に拒否りました。

で、何で、国は損するの解ってるのに・・・携帯電話会社はテレビ局だけ使用料免除は贔屓だ贔屓だとシュプレイヒコールしてくるのに・・・こんな優遇を続けてるかと言うと、たぶん行政官僚的に自分の友達じゃ無い人に電波が渡るのが嫌だったのでしょう。国民に公開されたフェアな入札で、今までテレビ産業に入れていなかったメディアの企業や、外資系などの友達じゃない人達が入って来ると、テレビで官僚の汚職とかをいままで以上に追及して報道するかもしれません。その点、長い御付き合いのオトモダチのキー局に使用権を渡せば、今まで通り官僚はあまりテレビで痛烈に汚職などを批判されない確信を得られますし、テレビ局はまた無料で電波を借りられます。そうですWINWINの関係というやつですよね。
でも、勝っているのは官僚とテレビ局だけで、僕等は地デジ化の為に身銭を切ってテレビやアンテナを買い替えたり、チューナー買わなきゃいけないわけです。チューナーは安価ですが、これは7月以降もテレビが見られるというだけであって、テレビ自体は変わらないので、画質の向上やその他もろもろの地デジ化の恩恵も受けられません。要は一般庶民は現状維持にさえお金がかかるのです。

地デジ化は国際競争力の為にも急務で、行うべきだと思いますが、あまりお金に余裕のない世帯にはもっと手厚い地デジ化ケアが必要だと思います。そのためにも国はテレビ局から電波使用料を公正に徴収して、その資金でそういったケアの充実を図るべきだと思いますが・・・まあ、もう後の祭りですが・・・

また、次回に続きます。
スポンサーサイト

テーマ : 地デジ化
ジャンル : テレビ・ラジオ

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

熊谷雑文組合

Author:熊谷雑文組合
熊谷雑文組合運営のブログです!皆で書いてたりします★
◆メンバー(このブログの執筆者達)
小竹大樹…隊長的な人
朽葉…ネットランナー
善浪栄一…目が死んでる
萌兄…イラスト係兼、メイド狂
環俊次…2次元ジゴロ
加糖コージ…中学二年生
きのこ汁子…ドール愛好家
など。

最新記事
カテゴリ
カレンダー
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
月別アーカイブ
Twitter
カウンター
ご意見、ご感想

名前:
メール:
件名:
本文:

リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR
コメント
トラックバック
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

デジタル書房
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。