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黄色い表紙と救急車

萌え萌えたっぷりな私の本棚で異彩を放っている単行本のひとつ。

ojamanga
おじゃまんが(作:いしいひさいち 奇想天外社 1979年)

間違えて買ってしまったので2冊持っている。

いまはリーディングペーパーのサンライズ新聞で連載している作者だが、
現在の目で見ると間違いなくアウトなネタが多い。

 中学校の授業中。
 先生「よし、次のところお前読め」
 生徒「…………」
 先生「すまん、お前文盲だったな」

 原子力発電所職員の会話。
 「成田空港よりもこの原発のほうが危ないんだ!
  もし過激派のキチガイ共に原子炉を爆破されたらどうなる!
  ……やってみよう(時限爆弾をセット)」

 季節は春。アナウンサーは
 「待ちかねたように、花の便りもあちこちに……」
 一方で地下道の片隅には、行き倒れたルンペンへの
 手向けの花がチラホラと置かれるのであった。

 モンタージュ写真を作成中。
 刑事「辛いのは分かるが犯人逮捕のためだ」
 写真完成。四角く大きな顔に、巨大な鼻と唇と反比例した瞳。
 刑事「キミを襲った女に似ているかね?」

 休み時間に屋上でバレーボールを楽しむ会社員たち。
 「あっ!しまった」「あ~あ!」
 「ありゃりゃあ落ちてしもうた。歩いてる人に当たらなきゃいいけど」
 「ホント」と同意する同僚の手にはボールが。ということは……

 真っ黒に日焼け(肌がスミベタ)して旅行から帰ってきた同僚。
 「ポコペン島で焼いてきたんだ」
 腰ミノ一丁で唇の分厚い古式ゆかしいステレオタイプ原住民がぼやく。
 「モースコシデ、オイシイ丸焼キガデキルトコロダッタノニ」

 頭に大根を載せ、鼻に鉛筆を挿し両耳から鼻を生やしたオッサンが精神病院へ。
 「先生!!うちの女房がおかしいんですっ!」
 先生も頭部にキュウリ、鼻に箸、両耳にはスプーンとフォークという出で立ち。
 ふたり一緒に別の精神病院へ向かうのであった。

 生徒「一時間目は社会か。先生また脱線するんじゃねえか?」
 クラス委員「先生がいらっしゃらないので自習になりまっす」
 生徒「さすが先生、大脱線だな」
 電車の脱線現場から救急車で運ばれる先生。

もちろん現代でも通用するネタもあるのだが、
不謹慎、人種差別、理不尽のオンパレードである。

そんな収録作のなかでも最狂といっていいのが、

 「ツトムくーん、あーそぼっ!」「うるせえガキやの、殺してまえ」
 「あーた、どーするこれ(※生首)」「ばんめしにせい」
 「筋向いの奥さんにうちの子殺されてもうたわ」「どっかでさらってこい」
 「うちの子さらわれてもうたわ」「こまったのう晩飯ヌキか」

テンポの良さとあいまってとんでもない狂気を感じた。
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テーマ : 4コマ漫画
ジャンル : アニメ・コミック

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