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月曜日の週末

今回ネタとして引っ張り出したのは

shuumatu art works
『終末の過ごし方 オフィシャルアートワークス』(1999年 新声社)
珍品の部類に入る本だが、本棚へ押し込んだときにオビを破いてしまったり(赤丸部)、
窓辺に置いておいたら裏表紙がすっかり日焼けしたりという状態なので、価値はほぼ無い。

『終末の過ごし方』というエロゲーは、
人々の何気ない挙動の描写に定評がある
イラストレーター、小池定路の商業デビュー作であった。

koikeerika.jpg
このときは「小池江里加」と女性名。

本編は「終末モノ」にもかかわらず、いつも通りの生活を
続けようとする人々を描いた物語は高く評価されたものの
山椒は小粒でも~を地でゆくボリュームだったため
やっぱり一冊ムックを埋めるには素材が足りなかったのか
各キャラの描き下ろしイラストやラフ画まで引っ張り出され、
結果的には豪華な内容となっている。

奥付によると、発行は99年7月28日。

そして、出版元である新声社の破産が告知されたのは9月6日。
8月末の時点で「ヤバい」という噂が流れていたようなので
発売2ヶ月ほどで倒産してしまったことになる。

というわけで、ゲームの発売元であるブランド、
アボガドパワーズには印税が支払われませんでした。

と、ここまではわりかし有名な話。念のためwikipediaで確認したところ、

『(03年に発売された)DVD版に「終末の過ごし方オフィシャルアートワークス復刻改訂版」
 として同梱されている。改訂版はCGへの修正が施されているなどの原版との差異(略)』

DVD版が出たとき、買おうかどうか慎重に脳内検討を重ねたものの、
同じ本を2冊持っていても仕方ないと諦めたのだが
「CGへの修正」ってなんぞや?

改めてページを開き、エントリープラグを挿入するくだりの
グラフィックをよく見ると

凹凸でいうと凹のへこんでいる部分そのものには
薄~いモザイクがかかっているが、
周辺部、ぶっちゃけて言えば大陰唇やスジがよく見える

再版後も古本価格がさほど下がらないと思ったら、
そういう事情があったのか……。

ちなみに、オトコノコのジョイスティックは原画段階では描かれていない。
巻末に収録されている原画(線画)には、備考欄で
異物はCG直描き」と指定されているのだった。

原画用紙右上に魚のマークと共に「SASHIMI'S」と署名されているが、
これはデビュー前のペンネームが「さしみ定食」だったことによるもの。
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テーマ : ブックレビュー
ジャンル : 本・雑誌

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