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2012年5月20日 イースタンリーグ 西武‐ヤクルト(熊谷)観戦記

先日5月20日、西武ライオンズ‐東京ヤクルトスワローズの二軍戦を
埼玉のサウスパーク熊谷くんだりまで観に行ってきた。

会場の『熊谷さくら運動公園野球場』という名称に違和感をおぼえたが、
09年に『熊谷運動公園』から改称されていたのだった。
利根川の方にあるスポーツ文化公園
(レッズのサテライト戦などが行われるサッカー場はこちらにある)
と紛らわしいからか。

belc.jpg
市営球場の跡地(1950年代には一軍戦も何試合か行われたが昨年解体)
を通り過ぎたところにスーパーがあったので
天津飯とおにぎり、ペットボトルのお茶を買い込む。
ベルクは秩父で創業、寄居に本社を置き熊谷に流通センターがあるという
埼玉県内で全てを完結させる由緒正しい?企業である。

熊谷市内中心部から車で約10分、運動公園の敷地に入ると
すぐ駐車場があったので深く考えずにそこへ停めてしまった

…………球場は、どこだ。

この公園、テニスコートだけでも18面、野球場3面、
さらに陸上競技場にサッカー場、プールに弓道場などがあり
やたらと広い。野球場を求めてしばしさまようハメになった。


ともかく球場へ到着。
チケットは「大人1000円 子供800円」のみ。

チケットとともに西武中島裕之のトランプを貰う。バーコードは付いたまま。
メジャーに行く前に在庫処分、捨てるくらいなら
ばら撒いた方がマシということだろうか。

20120520ls
ユウイチが妙に目立つ先発オーダー。
ヤクルトの先発投手はブラジル日系三世の育成左腕ウーゴ。
西武は社会人出身のドラ1ルーキー十亀。

スタンドを見回すと、家にあったプロ野球グッズを
とりあえず持ってきましたという趣の人々がちらほら。
中日の二世代前の帽子、ロッテのギザギザ帽子、阪神に楽天の帽子、
読売坂本のTシャツ、挙げ句の果てには
ヤクルト帽子&西武Tシャツの折衷ファッションまで。
一軍戦ではまず見られないゆるさである。

furukubo78.jpg
プレイボールまであと15分、
三塁側ブルペンではプロテクターを着けた
ヤクルト古久保コーチがウーゴの球を受けながら
「はい、チャンジアップ!」
などかけ声を上げながらアドバイスしていた。
近鉄での現役時代晩年に打てない・走られるという欠点を抱えながら
リードの巧さを買われ01年の優勝に貢献しただけはある。

(※これ以降の写真は、デジカメのメモリーカードがエラーを起こしたため残っていません)

始球式はライオンズTシャツを着た女の子。
しっかりしたフォームからノーバウンドで
ホームへ放り、場内からどよめきが起こる。

球場の近くに上越新幹線の線路があるため
ときたま「ギィィィィン」と金属的なジェット機のような音が響く中
プレイボール。

1回表、ヤクルトの攻撃は佐藤(弟)。
バットをへし折りながらも遊撃内野安打で出塁。
2番麻生(育成)はきっちり一塁線へバントを決め一死二塁。
3番山田は追い込まれながらも三遊間を破る
痛烈なゴロを放ち一死一三塁。
しかし4番松井は高めの釣り玉に引っかかり空振り三振。
5番、二軍の帝王ユウイチも内角球を空振り三振。

二軍ウォッチャーと思しきカメラを手にした女性が
ひとりフェンスにかぶりつき1m前で投球練習する
カミナリ王子木下(前日ハム)をじっと見つめている光景が気になる。

さて1回裏、ライトポール付近に固まる10人ほどの
西武応援団?がポコポコ打ち鳴らすメガホンの音に送られた
1番石川がセンター前ヒット。2番林崎は三塁側へバントを転がし一死二塁。
さらに阿部・高山もセンター前ヒットで一死満塁とすると
カーターのセンターフライで1点先制。
ライオンズブルーの応援フラッグ約10本が局地的に振り回される。
大畠はフルカウントからファールで粘り
10球以上投げさせ、ライト線を破るタイムリーで2点目が入る。
美沢(ミサワ)のセンターフライでやっと攻撃終了となった。


試合は動き始めたが、三塁側スタンドでは、
早くも試合に飽きた少年たちが貰ったトランプで遊び始めていた。

2回・3回と、両チーム三者凡退。

4回表、遊撃永江・二塁林崎が立て続けに軽快なフィールディングを見せる。
十亀は速球に威力があり、ヤクルト打線は
変化球に手を出させられてしまう、三者凡退。
4回裏、先頭カーターは三遊間を破るヒットで出塁。
しかし大島は一塁真正面へのゴロ、ユウイチは一度ポロっとやったものの
落ち着いて一塁を踏み二塁送球、カーターもタッチアウト。
美沢は空振り三振、チェンジ。

5回表、先頭川本の左中間への飛球を
石川が滑り込みキャッチ。大きな拍手がわく。
西田二ゴロ、曲尾は緩い球を打ち上げ内野フライ。

「がんばれがんばれウーゴ!」
と三塁側からオッサンががなる。
消極的獅子党が7割を越えるこの状況で
エールを送った思いが通じたのか
切れのいい落ちる球で三振を奪う。

場内整備によるインターバルが入って
6回表、西武のピッチャーは
地元立正大学出身の小石に交代。
ドラ1からドラ2左腕への豪華リレーである。

「ワンボールツー、さあ小石追い込みました、
 4球目……投げた!これはファール」
ネット裏の特等席に謎のセルフアナ氏が
陣取っていることに気づいた。
かつて神宮球場の二軍戦で本職氏が
実況の練習をしているところを見たことがあるが、
セルフアナ氏は口調こそそれっぽいものの
「セットポジションから」
などの実際によく使われる用語が入らないなど
ボキャブラリーはさほど多くない。
そもそも身なりが白いTシャツ、
手にしているのはスコア表なのでアマチュアであろう。

彼を観察している間に、小石は
又野にレフト前へ運ばれ、佐藤弟にセカンド内野安打で
無死一・二塁としてしまう。
麻生は2球続けてバントを失敗、
外角球へ半端なスイングで空振り三振。
山田は遊ゴロを転がすが二塁のみアウト、
二死一・三塁とピンチは続く。
4番松井は詰まらされて浅いレフトフライ、無得点。

6回裏、二死からセンター前ヒットを放った高山は
盗塁を成功させ、カーターも振り逃げで二死一・三塁。

7回、先頭ユウイチの代打宮出が
プロ17年目の意地を見せ鮮やかにレフト前ヒット。
川本もレフト前へポトリと落とし再び無死一・二塁。
西田はバントの構えもバッテリーはウエスト、
すかさず二塁へ送球もセーフ。バントを決めて
一打同点のチャンスを掴んだヤクルト。
三塁側内野席からは西武メガホンを手にした少年が
「曲尾がんばれ!」と非道なエールを送る。
が、曲尾は痛恨の空振り三振。
しかし二死二・三塁とチャンスは続く、又野に変わって
ピンチヒッターは楽天からトレードでやってきた
右打者楠木がファールで粘った末に
センター前へ痛烈な当たりを飛ばし同点、
しかし楠木は二塁を欲張ったところ
塁間で挟殺された。

「吠えろライオンズ」が流れて
西武ラッキーセブンの攻撃、先頭美沢は二塁内野安打。
岳野はバントを決めて今度は西武勝ち越しのチャンス。
ライトスタンドの1ダース応援団?も
チャンステーマを歌いながらメガホン連打に忙しい。
永野は高めの緩い球にスイングを崩され三振。
ネット裏でもオッサンがアクビをしながら
ミニサイズのVメガホンを申し訳程度に叩いてチャンスの
ムードは相応に盛り上がったが、調子の上がってきた
ウーゴの速球と緩い変化球の時間差攻撃に
石川も空振り三振、チェンジ。

8回からヤクルトはピッチャー交代、
昨年は一軍で3勝を挙げた44番、松井光にスイッチ。
二死、高山へフルカウントから投じた
低めいっぱいへの速球をボールと判定された
松井はがっくりするも、カーターを早々に追い込むと
やはり低め速球で見逃し三振に斬った。

9回、松井・宮出が凡退。
川本は初球を引っ張り痛烈な当たりを放つも
レフト線の外側へ落ちるファール。その後四球。
しかし西田は粘ったもののボテボテの遊ゴロ。

9回裏、ヤクルトは投手渡邊。
楽天のナベツネといわれたリリーフ左腕だが
一軍で65試合に登板したのはもう5年も前のこと。
一死から美沢が初球を捉えたが、
先ほどの川本と同様、わずかに外へ落ちファール。
結局フライに終わったが、岳野は四球を選び
二死ながらサヨナラの走者が出る。しかし永江は遊ゴロ。

「イースタンリーグ規定に基づき、
 延長は11回までとなります」とアナウンス。
いまのルールでは、場合によっては一軍戦のほうが
早く終わってしまうこんな世の中じゃ。

10回表、ヤクルト三者凡退。
10回裏、ヤクルトのピッチャーは
10年前日本ハム時代に新人王を穫った左腕正田。
当時親会社の冷凍ピザのCMに出たというが
実際そのCMはいつ流れたのかは不明。
カーブが武器というところは昔のままか。
三者連続内野ゴロで片づけた。

11回、泣いても笑っても最終回。
西武のピッチャーは桟原。阪神時代の05年には
日本シリーズに登板して、
福浦に満塁本塁打を食らっていた記憶しかない。
一死から速球を狙い打って山田が三遊間を抜くヒット、
西武ベンチはすかさずピッチャーを
一軍通算400試合以上投げている左ワンポイント星野へ。
2球目で山田が二盗を試みたがアウト。
バッター松井もピッチャー強襲の当たりも
星野は落ち着いて捕球、一塁へ送って
3アウトでヤクルトの勝利はなくなった。

11回裏、ヤクルトのピッチャーは
4年間で1勝しかできず背番号16を剥奪された加藤。
先頭高山はセンターへ大きなフライを打ち上げ
「打ったあああアアアaaa!!伸びる!」
セルフ実況氏は裏返った声で叫んだが、
センターはフェンス前7mの位置で悠々捕球した。
カーターは二塁ゴロで二死、あとひとりで引き分けとなるところだった。
大島は早々に2ストライクと追い込まれたが、
2ボールと続いて5球目をフルスイング、
弾丸ライナーがライトポール際の1ダース応援団のすぐ横へ飛び込んだ。

まさかまさかの土壇場でのサヨナラ弾。
ベンチからぞろぞろ出てきたメンバーは
ホームで取り囲むように大島を祝福責めにした。
とはいえ二軍なので水をぶっかけたりといった手荒い行為はなし。

三塁側ベンチでは試合後ミーティングのあと、
投手陣を集めて伊東コーチがアドバイスをする。
「気持ちを切り替えていこう。
 休みをおいて、社会人・フューチャーズと
 試合があるから……」
サヨナラ弾を浴びた加藤が残されて、
スコアを見せられながら
「おまえの持ち味は……テンポよく……
ランナー一・二塁だと思って……」
コーチが個別指導していたが、どうも加藤の頷く顔を見る限り、
忠告を糧にしようとしているように思えなかった。
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