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テレビの中の「おばあちゃん」「おじいちゃん」は存在するのか?

最近、ちょっと忙しくて、私の更新が滞りスミマセン。

ちょっと作業する事が多かったのです。

それはそうと、ある週末の夜、窓を開けると大音量のロックンロールが聞こえてきました。

夏祭りの季節なので近くの団地の特設ステージでカラオケでもしているのでしょう。

近くの団地は最近再開発が進んでは居ますが、私の住んでいる地方都市では最も(高度経済成長の頃に入植が味待った場所なので・・・)高齢化が進んでいる所でもあります。

一昔前、例えば私が小学生だった頃、町会の納涼大会でもカラオケ大会は絶対行われていて、そこでは90%が演歌、5%がフォークミュージック、5%が童謡みたいな比率で、最後に流れの演歌歌手みたいな人が歌ってお開きみたいな感じで、要は、ステレオタイプのお年寄りが好きそうなカラオケ大会だった訳です。

ただ、今年、風に乗って聞こえてきたのは、ロックンロールが中心でした。しかも洋楽が圧倒的に多い!プレスリー、ビーチボーイズ辺りが人気で、邦楽だと夏という事もありサザンオールスターズが良く流れていました。

で、歌い方がまたすごい。お年寄りが昔、しみじみと演歌を歌っていたのに対し、今年のカラオケでは皆シャウトしているのです。ロックしてロールしているのです。若い人も時々AKBとか歌っていましたが、声質が違うので一発で、お年寄りと、そうでない人の聞きわけが有る程度できます。

そして不思議な事に、演歌は殆ど聞こえない・・・

団地といえば、朝から郵便局周りや図書館分館近くにお年寄りが沢山たむろしていて、団地内のスーパーも単身や夫婦2人暮らしのお年寄り向けの少量の食材が特化されている感じなのに、カラオケ大会ではロックンロールなのです。

確かに不思議で違和感のある事ですが・・・もしかしたら当然なのかもしれません。

私も、もう20代後半なので、小学校の頃から20年くらい経っているのです。20年前の・・・その頃のお爺さん、おばあさんと言えば、演歌や民謡を歌うものでした。

テレビの中では、NHKではお年寄り向けの歌謡ショーが、ドラマとかに出てくるお年寄り像もあんまり変わらないし、お年寄り向けの作品みたいな物は昔からあんまり変わりません。だから、お年寄りは物ごころついたころから、同じような集団なんだなぁと私だけかも知れませんがちょっと刷り込まれていた気がします。

確かに、僕が小学生だった頃は60代といえば正しくお年寄りで、会社などを既に引退していましたが、彼ら、彼女等は今現在まだ80代で、その中には元気に生きて活動している人が大勢います。

ただ、不景気や、あまりにも高齢人口が増えたせいか、相対的にお年寄りという年齢層が、20年前くらいから、60歳からどんどん上昇してゆきます。定年は65歳に法的に成りますし、嘱託でそれ以上働く人、新しい職を探す人も大勢居ます。そう成ると70くらいまでは、ステレオタイプ的な「お年寄り」には成れないし、食糧事情が良く成ったので、あんまり歳を取っても外見的、体力的にも老けない人が増えたので、外見的にも60代じゃ普通の「中年」くらいに成ってしまいました。

だから、たぶん、20年前、景気が良かったころに、ギリギリ60歳くらいに成った人は、退職金や年金もいっぱいもらえて、普通に隠居して、文字通り演歌を歌うステレオタイプの「お年寄り」にある意味「昇格」出来た訳ですが、景気が悪くなってから60歳に成った人たちは、運悪くと言っては何ですが「中年」時代を、制度的にも、体力的にも、外見的にも「延長」させられた訳です。

良く考えると、数年前の漫談ブームの時に「中高年ネタ」が流行りましたが、綾小路君麻呂さんの漫談で笑っているオバちゃん達の殆どは普通のオバちゃんに見えますが、実年齢は60超えている人も大勢で、一昔前なら立派な「お年寄り」だった訳です。ただ、60歳越えても世間的にお年寄りに成れないので「中高年」という新しいカテゴリーの中に居場所を求めるしか無かったのかも知れませんね。

という訳で、60歳を超えた人を長年「お年寄り」にしないシステムを採用していた結果、凄く大勢の「中年、又は中高年」と割と多い「お年寄り」が作られ「お年寄り」の中の人員の交代が中々進まなかったのがここ20年くらいなのかもしれません。

なので、「お年寄り」を構成している世代の入れ替わりが行われない訳ですから、お年寄りのステレオタイプ象が変わらなくても、ある意味当然だった訳です。

ただ、最近はそんな訳にもいかなくなったと言う所がカラオケ大会に出てきているのかもしれません。段階の世代さえ、最初の方の人は65歳を超えて、そろそろ70近く成って、引退せざるをおえません。団塊世代より少し年齢の高い人は流石にどんなに中高年を引き延ばしても、引き延ばしきれず「お年寄り」にランクアップし始めました。

この動きが一度始まると、本当に早いです。20年前にお年寄りに成った人は、もう80代、いくら元気な人が居ると言っても、限界はあります。しかも下の世代は人口が凄く多く、無理して中高年に引き止めていた居た事もあって、水が溜まり過ぎた砂場のダムが決壊するように、凄い早さでお年寄りの集団の主要メンバーは交代して行ったのがここ数年なのかもしれません。

だから、まだ、皆その事にあまり気付かなかったりします。テレビの内容を変えるにしても、色々大変ですぐには出来ないですし、皆の「お年寄り」のステレオタイプが変わるのもその後なのです。でも、カラオケ大会はもうロック全盛時代だし、団地のスーパーの弁当売り場も、和食ばかりでは無く、戦後世代が好きなハンバーグ弁当とか肉系のそういうものが増えています。

そんな訳で、もう、大部分の「お年寄り」は私たちの思う「お年寄り」では無いのかもしれません。水戸黄門のレギュラー放送が終わるのも必然だったのかもしれません。所謂昔のお年寄りみたいな人達もまだまだ元気にご存命の方も多いと思いますが、それ以上に「新しいお年寄り世代」が凄く増えてお年寄りの実体象を塗り替えているのです。

とか最近思いましたとさ。
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