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近未来 超スクールウォーズ インモラル・ロボッツ 第6話

なっなんだって、最近本業が忙しいのでござるよ。サラリーマンの頃より忙しいかもしれない。まあ、だからと言って、たくさん稼げる訳じゃないんだけどね。てへぺろ。

それが自営業の悲しいところさ。そういう訳で、更新が遅れてしまったのさ、てへぺろ。

なんで、てへペろなのかって?そんなの日笠陽子をリスペクトしてるからに決まっているからだろうがぁああああ!

そんな事は皆さんにとって、どうでもいいですよね。今回は一章の感動の最終話ですよぉおおおおお!

えっ、なんで、そんなに語尾を伸ばすかっててえええええええ!

そんなの、高橋邦子をリスペクトしてるからに決まっているだろうがあああああああああ!



近未来 超スクールウォーズ インモラル・ロボッツ

第一章 ロボットワールドカップ編
第6話 「トゥエンティースリー」


目覚めると、時間はゆうに午後九時を回っていた。試合は午前11時前には終わっていたから、そのまま特設ラボに帰って10時間近く寝ていたという事に成る。
「くっさーぃ、これはないなぁ」
 ムツミはもう起きていた。
 「二日寝てないのもアレだったけど、二日風呂に入って無い事の方がずっと深刻だわ~」
 会場もラボも良く冷房が効いているが今は真夏だ。どうしても汗はかいてしまう。

 「ちっす!何だか、ペニス臭いっす!」
 メイ子が病院から帰ってきたようだ。
 「部長を看てたら、肉人形ちゃんも運ばれてきてビビったすよ。でも、勝てたんすね~パネェっす」
 「まあ、痛み分けって感じだけどね……二人の具合は?」
 「部長はペニス以外はもう大丈夫みたいですぅ。まあ、ペニスを使えない部長が部長と呼べるか、むしろ人間として数えていいかは別の問題ですけどね~あと肉人形ちゃんは、全身ボロボロみたいですけど、命に別状は無いみたいっす。」
 誰も死ななかった事はこの上なく良い事だ。でも明日の準々決勝はどうしよう。もう、5号機しか動かないし、敵は最強と噂されるグンマー高校なのだ。

 ※

 39年も続いているこの大会の優勝経験校は極めて少ない。僕らが2回戦で戦った山口県立ゲリラ学園は過去2度ほど優勝した事が有るが、それ以外の37回は全て2校がだいたい半々で独占している。

東の群馬自治区立グンマー高校と西の薩摩藩立シマズ高校。西と東の二強が圧倒的な武力を以て、他校を全く寄せ付けないのだ。ゲリラ高校が2回優勝をものにしているが、それはどちらも、運よく序盤でグンマーとシマズがぶつかり共倒れに成った時だった。
それくらいの絶対強者であるグンマー高校と明日戦わなければならないというのに僕らの手駒は……

「ぷはぁ~すっきりした」
 国立展示場のシャワールームが、ラボの学生用に開放されていると言うので、僕らはとりあえずシャワーを浴びてきた。
 風呂上がりのムツミ、石鹸の香りと濡れた髪が色っぽくてムラムラする。
 「次は、普通に考えて勝てないでしょうね……部長や先輩が居れば別だけど、このメンバーじゃ」
 「じゃあ、とりあえずセックスでもして時間を潰すっすよ。」メイ子が僕の手を引いて、仮眠室まで連れて行こうとする。
 「この、雌豚がっ! あんたは今日、全然働いてないじゃない! 報酬を受け取る権利が有るとすれば、私の方よ!」
 ムツミが僕からメイ子を引きはがす。おっ、これは……もしかしてムフフな展開!?
 
「でも、まだ、私らは負けちゃいない。負けるまで負けは決まらないんだ。もっと勝ちに執着しなくちゃ、今までぶっ倒してきた奴らに何か悪いじゃない」
 何だ、ベットに誘ってくれる訳じゃ無かったのか……内心ちょっとガッカリだけど、でも、今日のマーちゃんとの戦いで、僕ももっと頑張りたく成ったのは事実だ。子作りしてる場合じゃねーっ!
 
 「そー来なくっちゃな!」
 甲高い声を上げたのは、あの、人気ロリっ子ネットアイドルのマーちゃん(21歳)であった。
 「あなたの学校は地元に帰ったんじゃいの?」
 「私らは、ここが、東京が地元なの、房総の田舎モンといっしょにしないで、プププ。」
 「あの、あの、ネットアイドルのマーちゃん(21歳)さんですか!さっき、病院で暇だったんで、ネット廃人Wikiで見たっすよ、本当にちっちゃいんですね~ちょっと聞きたい事有ったんですけど、女の子なのにどうやってボトルにオシッコするんすか?」
 「あんた誰よ? あんなの簡単よ、コツさえつかめばね!」
 コツさえつかめば簡単なのか……すごい。

 「この子は、今朝はちょっと病院に行ってて居なかったけど、私達と同じ、十余二校ロボット部の部員なの」
 「ほほぉ、腹でかいんだね。増えまくりだなぁ。」
 「はい、増えまくりっす。」
 「増えまくってたら、ゲームに勝てねえんだよっ!」
 マーちゃんは一体何をしに来たのだろうか? 本当なら一刻も早く家に帰ってレベル上げに勤しみそうなキャラなのに、わざわざ敵陣まで来て……
 「まあぁ~何だ、まだ戦いたらねぇって奴だよ。明日の戦い私にも手伝わせてよ」
 「手伝わせてって、マーちゃんは部外者でしょ。」
 「気にしない、気にしない。グンマー校は強いから、こっちが何やっても文句言わないよきっと。」
 そういう問題じゃないと思うけど……
 「まあ、いいわ。やるだけやってみましょ。」
 ええっ、「まあいい」でいいの? ムツミが言うなら惚れた弱みで従うけどさ、反則とかには成らないのかな?
 「じゃあ、とりあえず、ここには四人。ロボットは私の分は持ってきてるし、ここに一台ある。てーことは、今晩中にドライバーをあと1人、ロボットを6台、用意出来れば万全って事だな。」
 おいおい、そんな無茶な。

 しかし、そんな突っ込みはマーちゃんに届くはずもなく、何だかムツミもメイ子もやる気満々だ。とりあえず、ラボの中の壊されたパーツを集め、何とか1台ロボット組み立て、あと5台も特設ラボのごみ置き場をあさって、色々組み立てたり、夜中もやってる近くの何でも屋でラジコンカーを買って改造したりして何とか工面する。
 操縦者の方もネットアイドルであるマーちゃんが、知り合いのネトゲ廃人の女の子を連れてきて準備完了。



『準々決勝、第一試合、千葉県立十余二高校と、群馬自治区立グンマー高校の対戦です。両校代表前へ!』

「千葉県立十余二高校、副部長のむっ六実睦です。きっ貴校の胸を借りるつもりでっ、全力で戦わせて頂きます」
 「……」
 グンマー高校の代表は、通訳のような女性に耳打ちして、その女性が挨拶も行う。ちょっと変だがいつもそうらしい。
 「群馬自治区立グンマー高校、部長のウスイカ・ルイ=ザワです、よろしくお願いします。」
 
 異様なオーラ。最初から勝てる気がしない。そう思わせる圧倒的な強者のオーラ。それがグンマー高校には有る。
試合会場に入場した時から、あのムツミが緊張で諤々、噛みまくっているし、メイ子は「ちょ、トイレで一発オナってきて良いっすか?」と五月蠅いし、今回覆面をして参加してもらっているマーちゃんは恐怖のあまり、ボトルを用意する前に失禁するし、その友達で同じく覆面をしている娘も下呂を吐きながら「帰りたい、帰りたい」と泣いている。やべぇ、特にネトゲ廃人二人のメンタルは豆腐並みだぜっ。
 しかし、僕も負けちゃ居ない。さっきからお腹の調子が急降下状態なのだ。あと5分持つかどうか……

 『それでは試合を開始します! 3・2・1・GO!』

 ※

 「ふうぅ、間に合った。」本当に良かった。間に合った。しかし、会場でウンコを漏らしてしまうのかとか、内心ヒヤヒヤしてたけど、飛んだ杞憂だった。全然楽勝、楽勝。楽勝でトイレに間に合った。

 そう、僕達のロボは瞬殺された。全く歯が立たなかった。急ごしらえのマシンだから? 寄せ集めのメンバーだったから? みんな調子が悪かったから? ノンノン、そんなレベルの戦いじゃあない。あれはもっと恐ろしいもの。力の差云々ではなく、圧倒的暴力に僕らは屈したのだ。

 「まあぁこんなもんだろ。しゃーない、しゃーない。今回は準備不足だったしな」パンツもズボンも濡らしてしまったマーちゃん(21歳)が下半身にタオル一丁巻いたままリーダー面しているが、全くカッコ付いてないよ。
 「そうっすね、ちなみに私の、好きな四文字熟語は尿★漏★対★策♪ですっ!」
 「おいっ、喧嘩売ってんかてめぇ!」メイ子の胸倉をつかむマーちゃん。タオル外れそうだよ。
 「あのぉ、お役に立てないですみません。今日は体調も悪いので帰らせてもらいます……」
 「ああ、すんません、わざわざ来ていただいたのに、嫌な思いさせちゃって……」
 「いいえ、いいんです。あのオーラに比べれば、城攻めも、狩り部屋も、アンチも怖くないです~。これからは力強く生きてゆきます(主にネットの中で)」
 「おう、またネットの海で合おうな~」
 「ラジャ」
 まあ、みんな空元気かも知れないけれど、何とか心は完全に折れずに済んだかな。
 「じゃあ、私もそろそろ帰るわ。ネットゲーの中で待ち合わせしてるしよ。じゃあなぁ~、また面白そうな事有ったら、呼んでくれや。」
 「ああ、はい、何だかんだで有難うございました。」
さて、僕らも撤収準備しないとな……あー? あれれ、ムツミがさっきから居ないような気がするよ。
「メイ子、ムツミを知らない?」
「あの女、きっと、トイレでオナってるですよ~鬼の居ぬ間に、気晴らしセックスするですぅ」
 メイ子に聞いたのが馬鹿だった。
ラボ内を探すが何処にもいない。部長達の入院している病院にも電話してみたが、お見舞いにムツミの様な女性は来ていないという。
一体何処に行ったのか?一番気丈に振舞っていたけれど、本当は、代表者として気を張っていただけなのかもしれない。なんせ、まだまだ花も羞じらう16歳の女の子なのだ、某ネットアイドル(21歳)とはナイーブさが違う。

 僕は国立展示場内を走りまわって探すが全然見当たらない。メイ子にも共同のシャワー室やトイレを見てきてもらったが、居ないという。
 「たぶん、折角東京に来たからって、アキバでエロいもんでも探してるんじゃないですかね~」
メイ子ならともかく、ムツミがそういう事をするだろうか?それ以前に誰にも何も言わずに、勝手にどこか行ってしまう事自体がムツミらしくない。

 くそっ、もう、日が暮れてきた。そろそろ撤収の準備を急がないといけない時間なのに、ムツミは見つからない。
けれども、これはチャンスだ、だって、だいたい夕日が出ている時、夕日の見える所に行けば、女の子に会えるんだ。それはずっと昔からのお決まりのパターン。
「はあ、はあ、ムツミ、やっと見つけた。」
 階段を登りきった、デッキのベンチに彼女は一人座っている。
 「亀島君……」
 「何で、何も言わずに、どっか行くんだよ。心配するじゃないか……」
 「ごめん。でも、我慢……でき無かったんだ……」
 ムツミはしくしくと泣き始めた。ぶっちゃけ、ムツミが涙を流す所は初めて見たし、女の子を泣かせるのも初めての経験だ。ドキドキするし、申し訳ない以前に、形容し難い……まるで大人に成ったような気分。

 「ムツミ……」
 「ごめん、ごめんなさい。でもこんな、こんな情けないところをみんなに見せたくなかったのかも……もう良くわかんない。」

 部長が入院したり、死んだり、蘇ったり、再び入院したり、インポテンツに成ったりで、色んなものがムツミの小さな肩にのしかかっていたのだ。僕はそれに気づけるはずだったし、もしかしたらちゃんと気づいていたのかもしれない。
でも、何か、恥ずかしくって(たぶんムツミ自身も恥ずかしがりそうで)ちゃんと助け船を出せなかったんだ。ちゃんと助けちゃったら、本当に恋人同士に成れそうで、でも、そういう相手の弱みに付け込んで、必要以上に優しくして、それで恋人同士に成るなんて、ズルい気がして、だからちゃんとムツミに優しく出来なかったんだ、きっと。
 
「負けは、当然だと思う。でも、すごくみんな頑張ってくれた。亀島君はいつも私をちゃんと支えてくれたし、メイ子もアレで皆が落ち込みそうな時にわざと、おちゃらけてくれてるんだろうし、部外者のマーちゃんや、その友達も無償で協力してくれた……」
いやぁ、ムツミ、皆はともかくメイ子は素でああいう女だよ。
「それなのにあんな無様な負け方なんて、自分で自分が許せないよ。」



『それでは試合を開始します! 3・2・1・GO!』

試合開始のブザーが鳴った。もう、相手のオーラに押されている場合じゃない。戦うんだ。というか、最近めっきり選手も、ギャラリーも、主催者でさえも忘れていると思うけどサッカーするんだ!
 敵のマシンは主流の車両型ではなく、四本の足を持った四脚型だ。我々の2足歩行型よりもこなれた、信頼できる安定性重視の機体だけれど、どの程度のスピードがあるのだろうか?
加えて、上半身は人型だ。まるでケンタウロスのような勇姿、優勝常連校はどの程度の実力を持っているのか、純粋にロボットサッカーに関わる人間として気に成る所……うーぅん、やっぱり、お腹がギュルギュルするぅ~
しかし、逡巡する暇など無かった。あっという間に、ボールは奪われ、一点が入れられていた。それと同時に、ゲロを吐き続けていた、助っ人の女子のマシンが、四本足のロボットの後ろ蹴りで破壊される。何なんだ、この速さ、この軽やかさ。
「ふざ、けーんな!」
マーちゃんが十八番の超音波カッターを振るうが全てかわされ、逆に相手ロボットの放った弓に射抜かれ撃沈。
『ペニスパイダー』ムツミが網で敵を捕らえようとするが、いかんせん敵のスピードが素早やすぎる。また馬の後ろ蹴りのようなキックで行動不能に追いやられ。メイ子のマシンもいつの間にかバラバラに成ってるし、最後に残った、廃品を組み合わせ何とか作った僕のマシンも、無数の弓に射抜かれて動かなくなった……

 ※

 「私は……もっと、何か、出来たんじゃないかな? 確かにロボットも、人員も完璧じゃなかった、でも、もっと、部の代表として、せめて、もうちょっとだけ……」
 いやいやムツミさん。あれ以上長引いてたら、僕は会場でウンコ漏らす所でしたよ! って本音を言っても、この雰囲気では彼女を励ます事は出来ないだろう。
彼女は自分自身を許せないのだ。なまじ優秀だから、本当に打ちのめされてしまったんだ。こうなると僕みたいな人間には慰める事なんて出来やしない。僕にできる事は……

 「ムツミ、君は今回の事で君を嫌いに成っちゃってるかもしれないけど、僕は君の事を結構好いているんだよ。だから、君がどんなに君を嫌いになっても、我慢しなさい。僕が君を好きなんだから、君には君を続けてもらわないと、僕は割と困るんだ」

 話題を変えることぐらいだ。

 「はっ、それでも愛の告白のつもり?」
 「僕はあんまり情熱的な人間じゃないから、いい恋人には成らないかもだけど、いい旦那には成るかもだよ。」
 「旦那か……」
 「まあ、ムツミの方がしっかりしてるから、女主人と、お手伝いの執事でもいいけどさ。ムツミとは、割と永く一緒に居たいと思うんだ。」
 「まあ、考えとくよ……有難う。」

 そして僕らのロボットサッカーインターハイは終わった。

 けれども、その後は大変だった。本当は昼間にやるはずの撤収作業を夜中にやる事に成って、暗くて幾つかパーツを落としたり忘れたりで、次の日、会場に取りに行かされたけれど……
でもそのおかげで、決勝戦をムツミと二人で観れたり、その後、二人でパフェを食べたり有意義な時間を過ごせた。

そういえば、もう一つ忘れものが有った。別に僕らの忘れものじゃないけど、マーちゃんがズボンとパンツを会場内のコインランドリーに忘れていったのだ。
それを僕らは次の日のネットニュース『ロリっ子アイドル、マーちゃん(本名:八千院 万子・23歳)、白昼の都内で下半身露出、猥褻物陳列罪の容疑で逮捕。容疑者本人は露出を否定し「パンツとズボンを穿いてない事を忘れていた。タオルを巻いていたが、いつのまにか外れてしまっていた。」などと意味不明の釈明をしているという』という記事で知ったんだけどね。

……えっ? 23歳?         
    
(第二章に)続く
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